【検証】【FX戦略】2019/12/09~2019/12/13

【検証】FX戦略の実弾検証

2019/12/12

先日、公開した手法について実弾検証を行いました。ロジックについては、前回の記事を確認ください

エントリーとその後の様子

当初、エントリータイミングとして定めていた値は、『両通貨ペアの価格差が0.0675』としていたが、今回のエントリーはかなり気軽にエントリーしてしまったため、『0.07161』となってしまった。これは当初想定していた値より不利な数値ではあるものの、このくらいの誤差であれば問題ないだろうという見通しを持っていたためです。

エントリーした 12/9 は含み損がプラスになることはありませんでした。ただし、これは全く気にする必要はありません。この戦略の優秀なところは、含み損が増えにくいという点にあります。これは相関性のあるチャート2つにおいて、相関性が偏ったポイントでエントリーするためです。相関して平行に動く状態においては、含み損は増えないことになります。この利点は非常に大きく、小資金でも大ロットを張れるということに繋がります

先回の戦略説明の時にお伝えしたとおり、エントリーしたら利確目標に達するまで放置です。結局この日は、含み損を抱えながら終えました。ここでもやはり、相関性のあるチャートの特長から、0.2lot のエントリーに対して、最大含み損は3,000円くらいに留まっていました。この優位性は伝わりにくいかもしれないですが、とてつもなく大きいのです。

エントリー3日目の様子

エントリー3日目の 12/11 に含み益に転じました。これは相関性の高いチャートであるので、ある意味当たり前です。予定どおり、程よいところで利確しました。利確した時点の、各通貨ペアの損益を確認ください。【EURNZD】は+8306円、【EURAUD】は-7455円 です。これを同時に決済して差額をいただいたわけです。

後は、この作業を淡々と繰り返せばよいだけです。今回の検証はかなり雑なエントリーと利確を行っていますが、それは手動でも勝つことは可能であることをも証明したかったからです。

実際、この手法はEAで行うのが適しています。裁量性は全く必要ありませんので、淡々と利益を積んでいきます。必要なのは、最初の値幅をどのように求めるのか?その求めた値幅とエントリーロットから適切な利益をどう求めるのか?という点です。ここに、このロジックの全てが存在しています。

今回は触りだけをお伝えしましたが、本当に勝てるEAというのはこういうタイプです。そして出回ることは少ないです。売買の見栄えは良くないですし、勝率はほぼ50%になりますので、販売訴求力に乏しいわけです。でも固く勝てるのはこういうタイプであるということは認識いただければと思います。

 

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