【番外編】バイナリーオプションシグナル作成 ②

LINEでシグナルを受信する

前回お伝えしたとおり、今回の目的のひとつは、LINEでシグナルを受信する技術の習得にあります。

メールであれば、MT4のEAから直接発行できるので簡単なのですが、タイムラグが大きい点と、多くの雑多なメールに埋もれてしまう可能性が高いことから、選択肢には残りません。その点、LINEであれば、レスポンスが早く、リンクを貼っておけば、そのリンクをタップすることでそのままハイローオーストラリアのサイトへジャンプできる点がメリットとして大きい。

また、今回のシグナルは『1時間』に対応するものとします。これは、短い時間でのエントリーはどうも操作されている感じがして釈然としないからです。MT4で判断するのは1時間足となり、エントリーは00分ということになります。LOWエントリーであればエントリーした時に作られ始めた1時間足が陰線であれば勝利であり、その逆もしかりです。

EAからLINEへシグナルを送信する方法

EAでチャートを常時監視し、条件が一致したらLINEにシグナルを送信する。

ただ、LINEに情報を送るにはメールを送信するように単純にはいきません。以下のその流れを書いておきます。詳しい内容については、かなり専門的な内容を含みます。技術的なものについては他のサイトで調べていただいた方が良いと思います。

簡単に手順を開設すると、① MT4でEAを稼働させ、USDJPYの1時間足を監視します。② 条件が一致したら、webrequest関数を利用して、GAS(Google apprication script)へ送信します。③ GASからLINEのAPI関数に対して送信することにより、LINEに投稿される仕組みです。

LINEはLINE公式アカウントとします。

LINE画面

上記の画像が、シグナルを受信したLINEの画像です。エントリー番号、時間、エントリー方向、勝ち負け、準備、そしてハイローのリンクとなります。シグナルを受けた時に、このハイローのリンクをタップして飛んでいけば、1分以内にはエントリーできます。1時間足での勝負ですので、これくらいのエントリーラグは問題ではありません。

かくして、自前のEAからシグナルを送信し、これまた自前のGASで受信、LINEへ送信、開設したLINE公式アカウントで表示という一連の技術については習得できました。今後も役立ちそうです。

LINEの公式アカウントについては、本来の使い方でないこともあり、このような使い方は向いていないかもしれません。このシグナルの勝率がそこそこ高い場合、みんなにこのLINEに参加してもらえればみんな幸せとなりそうで、それも視野にいれて開発しました。しかしながら、このLINEアカウント(無料版)は1ケ月あたりの送信数が1000通と制限があります。今、1エントリーにつき、準備、エントリー、結果報告というように3通使っています。1日にエントリーが2回あったとして、月間120通とした場合、友達として入ってもらえるのは8人程度が上限というようになってしまいます。

もっと上の有料プランであれば、もっと多くの配信が可能ですが、少しの間はこのまま実績を見守りたいと思います。

次回はシグナル判定ロジックについてご紹介したいと思います

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